7月13日(木)オリンピック三連覇の野村忠宏氏が本校柔道場を訪問されました。
本校の全校生徒対象に行われた「野村忠宏氏 講演会」終了後、柔道部員に特別練習をしていただきました。オリンピック三連覇の野村氏を目の前にして部員たちは緊張気味でしたが、穏やかな口調での「やってみせて、させてみて」という的確な技の分解指導に部員たちは引き込まれていくようでした。
世界を制した背負い投げの指導では、足の入り方と位置、手首の返し、力の抜き方と力の入れ具合など細部にわたりアドバイスをいただきました。
このような一緒に汗をかきながらの90分間の指導は瞬く間に過ぎた感がありました。
野村さんからは、最後に一人ひとりと握手を交わしながら記念品をいただきました。また部員たちは柔道を通して人として生きるべき教訓をいただきました。「やるからには上を目指す。それには困難が伴っても打ち克っていかなければいけない。もう駄目だと諦めないでそれを乗り越えてこそ弱かった自分が強くなれた。『頑張りたい、やりたい』ではなく、『頑張る、やります』と言いなさい。それでこそ自分を超えてなれる。」との力強いメッセージをいただきました。
講演会も含めて、長時間にわたる指導に対し、部員から心からの感謝の言葉もありました。