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特進コース勉強合宿報告

2017/8/21

今年も「熱い」勉強の夏がやってきました。7月30日~8月3日まで、富士箱根ランドスコーレプラザホテルを舞台に、特進コースの「勉強合宿」が行われました。以下は2日目のレポートです。

 朝9時、生徒たちはちょうど朝の自習タイム。自習室の大会議室からは、紙をめくる音とペンを走らせる音しか聞こえてきません。みな1人1人真剣に机に向かっています。

勉強合宿1

9時半から講義がスタート。自習時間や食事・休憩をはさんで夜の11時まで9コマ行われます。教える側も普段の授業から一歩進んで、演習を取り入れたり、学習法のアドバイスをしたりと、熱気あふれる講義が展開されていきます。

勉強合宿2

10分休みは少し緊張が解けて、仲間とリラックスした表情の生徒たち。そんな中でも4日目の「英単語ターゲットマッチ」に向けて、寸暇を惜しんで単語帳をめくる生徒の姿が印象的でした。

 教員控室には、質問の生徒が絶えず出入りしていました。訪ねてくる生徒が多く控室では手狭な時には、ロビーの机と椅子を使って、生徒の質問にマンツーマンで答えている場面があちこちに見られました。

 この日は、特進コースの卒業生たちが日帰りで激励にやってきました。社会人・大学生と年齢もまちまちな先輩たちが、自主的に後輩を元気づけに来てくれたのです。帰る前に、自分の経験に基づく色々なアドバイスを話してくれました。在校生たちは、自分の未来に重ね合わせているのでしょう。真剣に先輩たちの話に聞き入っていました。クラブ活動でもOBが後輩を激励しに来る姿をよく見ます。先輩が後輩をサポートする武相の「よい伝統」は、スポーツにも勉強にも受け継がれていきます。

勉強合宿3

勉強だけに向かい合う5日間は、自分の限界への挑戦でもあります。リミッターをはずし、一回りも二回りも自分のキャパシティーを広げる経験となります。

 疲れが見えている生徒も、瞳の輝きは失われていません。目指す進路(目標)はまちまちでも、皆でそれに向かってハードルを乗り越えていこうという「結束力」「一体感」が伝わってきました。

実はこの前日、インターハイの陸上競技八種競技で、本校の泉谷君と原口君が全国1位2位に輝きました。その速報を聞き、「不断の努力の大切さ」を改めて実感している生徒もいました。

最後に「お約束」のインタビューを各学年にしてみました。

3年「勉強しかやることがないから、こういう環境に自分を置くのはいいと思う。みんなでのワイワイ感は合宿ならでは。楽しいです。」…夏じゅう合宿の方がいいかも、と冗談半分話してくれた生徒もいました。

2年「去年より楽です。去年は栄養ドリンク手放せなかったし。でも、夜の温泉のあとに授業があるのは、2年になってもキツイ(苦笑)」…確かに去年はきつそうでしたので、随分成長しました。

意外だったのが1年。「辛い」のオンパレードかと思いきや「楽しいですよ」という答え。頼もしい限りです。

 

学習に、スポーツに、頑張れ武相生! 

「ALL BUSO」で、切磋琢磨し、充実した夏を過ごしましょう!!

 

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