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SIRでチームOIRAs第3位

2018/2/9

エヌエヌ生命保険会社、NNグループ、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本、ジュニア・アチーブメントヨーロッパ共催のSIR(Social Innovation Relay 2017)においてチームOIRAs(1-9 綾塚 右京、池田 哲平、福田 滉貴)が全国約110チーム中、第3位となりました。

               sir

SIRは高校生のソーシャルビジネス企画のコンテストで、文部科学省が新学習指導要領で提案している「アクティブ・ラーニング」を高校生が体験できるコンテスト形式のプログラムです。

このコンテストは10月からスタートしました。本校からは8チームがエントリーし、11月中にビジネスアイディアを提出しました。ソーシャルビジネスですから社会の課題を解決し、さらにビジネスとして成り立たなくてはいけません。アイディアを考えるだけでも大変な苦労です。

そしてOIRAs は11月末の第1次選考を通過しました。今度はエヌエヌ生命保険会社のメンター(指導者、助言者)さんからアドバイスを受けながら12月中旬までにコンセプトペーパーを提出しなくてはなりません。いろいろなデータを調べたりしながら、3人で何日もかけて話し合いコンセプトペーパーを完成させました。OIRAsは第2次選考を経て国内大会へ進出する7チームの中に選ばれ、今度は2月4日の決勝に向けて1月末までにプレゼンファイルを提出することになりました。

年末年始、補習や模擬試験を抱えながらプレゼンファイルに取り組む毎日が続きました。17時過ぎからの作業なので、あっという間に19時、20時近くになってしまいます。プレゼンファイルは期限までに提出できたものの、プレゼン制限時間の8分以内に収めるところまで到達できませんでした。

 ファイルを提出してからはプレゼン練習です。どうやったら自分達のアイディアをうまく伝えられるのか試行錯誤の日々が続きます。クラスのみんなにも見てもらいましたが、なかなか認めてもらえるような状態ではありません。原稿を3人で何度も練り直しました。決勝の前日、クラスのみんなに見てもらうと、「すごく良くなっている」という声があちこちから聞かれました。

決勝は2月4日(日)にエヌエヌ生命保険会社本社で行われました。発表順番はくじ引きで1番。自分たちの考えたビジネスプランをしっかりと発表しました。質疑応答には彼らのこれまでのボランティア活動の体験が役に立ったようです。

国際大会に進出できる優勝はできませんでしたが、素晴らしい経験ができたと思います。また来年度も参加したいとの事なので、また素晴らしいソーシャルビジネスのアイディアを考えてほしいです。

 

ジュニア・アチーブメントについて

 1919年米国で発足した世界最大の経済教育団体で、民間の非営利活動を展開しています。

日本本部の設立は1995年で、同団体のプログラムを導入する学校は全国に拡大しています。

社会情勢がいかように変化しようとも、子どもたちが「社会のしくみや経済の働き」を正しく理解し、自分の確たる意志で進路選択・将来設計が行えるよう、基本的資質(主体的に社会で自立できる力)を育むための支援を提供する団体です。

ウェブサイト : http://www.ja-japan.org/

 

大会の様子は次からご覧いただけます。https://www.nnlife.co.jp/company/community

 

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