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冬のキャンパスツアー~東京大学編~

2019/1/18

終業式翌日の12月22日、昨年に引き続き特進コース1年生対象に東京大学キャンパスツアーを行いました。

今回案内してくれたのは男子校出身の法学部と工学部2名の学生さんでした。集合場所の赤門からツアースタートも、さすが博学王として君臨する東京大学。その赤門の由来から現在に至るまでの歴史をしっかりとレクチャーして頂きました。

向かった先は学生会館。「もしも東大が100人の学生だったら」という紙芝居仕立ての東京大学についての説明をして頂きました(とてもわかりやすい!)

その後、降りしきる雨の中、安田講堂、各学部等を中心に案内して頂き、あっという間に予定の2時間が過ぎました。最後は解散場所で質疑応答。質問内容は「受験期の学習法」からプライベート、当時の偏差値まで至りましたが、さすが東大生、堂々とした態度で即答。その姿を見ていたツアーに参加した1年生は「すごく気さくで、一見身近に感じるけど、芯は強く、一言話す毎にその裏にある知性と自信が窺える」と感想を述べていました。

私たちは社会の中で常に無知ですが、この情報過多の時代であって簡単にクリック一つで必要な情報は入手できます。テレビをつければ常に東大のクイズ王達が番組をジャックしています。しかし、本物に触れること、触れる勇気を持つことこそが大事なのです。

ニーチェはこう語っています。

「われわれのうちで、最も勇気のある者でさえ、自分が本当に知っていることに対する勇気を持つのは稀なことにすぎない。」(ニーチェ 「偶像の簿明」)

 

こうしたキャンパスツアーの最大の目的は「いかに本物に触れあえるか」であり、本物に触れることができた学生は、実際にその学生が持っている力に活力を与え、目標に向かっていけるという即効性があります。こうした機会を多く利用しながら彼らがいつしか「ガイドされる」側から「ガイドする」側になる時が来ることを信じて、特進コースの挑戦は今日も続いていきます。

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