武相学園は昭和17年、大平洋戦争の最中、戦々恐々とする時局にあって、創立者石野瑛先生の「向学心旺盛な若者の『夢』と『希望』を実現させる学校が必要である」という青少年熱愛の情熱と強い教育信念によって創設された学校です。
以来八十年、学園は堅実漸進を伝統とし、建学の精神をもって質実剛健の校風を育み、積極的に社会参加する人材を育成して男子教育の社会的使命を果たして参りました。
本校は、豊かな人間性を持った社会人の育成を目標に、「道義昂揚」「個性伸張」「実行徹底」の3つを建学の精神としています。
向学の念を持つ青少年に、教育の場を設け、教育に差別があってはならない、という創設者の青少年教育熱愛の意気を根底に持っています。
品性・気質・習慣を良いほうへ伸ばし、日常の学習や学校行事を通して、堅忍不抜の精神を貫く。そして将来、社会に貢献できる、決断力と実行力を身に付けた逞しい男子の教育をします。
紫:至高-道義昂揚
青: 静-個性伸張
丹: 動-実行徹底
道義を表わす明鏡八稜鏡を台とし、心魔邪念を断つ「刀」と、勤労愛好・不言実行を標榜する「鍬」とを交差し、左顧右眄せず、天地の正道を貫くべきという思いが込められています。