いよいよ練習する日にちも、わずかとなってきました。メンバーが多少お休みをしたりして、昨日とポジションが違ったりすることもありますが、いろいろなところを練習することも大切ですので、積極的に理解して、取り組んでください。
スタートの3列縦隊での歩行で、ついつい合わせようとして、キョロキョロしてしまう人がいます。また、数名が歩き出したときに、背筋が伸びていなかったり、少し気が抜けていたりする人がいます。
あの体操競技の内村航平選手が、東京オリンピック種目別鉄棒で、3大会連続の金メダルを目指していましたが、予選落ちしてしまいました。大技「ブレットシュナイダー」など、難しい技を3つ決めた後、落下してしまいました。まさかというところでの痛恨のミスです。
我々がやっている、この集団での演技も皆さんが高校生活のほとんど全てをかけて取り組んでいる野球やスポーツも、崩れるのは小さなミス、ちょっとした気の緩みです。頭の先から指先まで、神経を研ぎ澄まして緊張感を持った練習を積み重ねられるようにしましょう。
校長 矢口浩幸