4箇所からの入場。
それぞれが曲を聴いて、リズムに合わせて歩きましょう。
双方の歩く角度を合わせて、全体的に中央に集合できるように注意しましょう。
方向変換する際に、鼻先から切れよく行っている人と、なんとなく90度方向を変えている人に意識の差があり、全体的にぼやっと見えてしまう。
高い意識を持ったところで、全員が揃わないと良い演技になりません。
どんなスポーツでも、チームメイトが高い意識で揃っていることが強さの秘訣であると思います。なんとなくこれで良いというレベルで、いつも行ったり来たりしているようでは、本来目的としている結果はいつまでたっても見えてきません。その壁を打ち破るには、まず、全員がどんな小さな事でも全力で打ち込めることです。
そういった意味で、この集団行動を練習する事は非常に意義があるのではないでしょうか。
まだまだ、自信のない歩き方で半テンポ遅れてしまう人がいる。これが全体にはできてはいるようで、迫力がなく、なんとなくやっている感が拭いされません。
間違えてもいい、自分で「こうだ」と思った動きを実践し、みんなで揃ったとき、初めてチームとしての力を発揮するものです。集団行動も全く同じで、自分のやるべきことを自分の意思で果たし、それが皆と揃った時はじめて1つのことをやりとげたことになると思います。ですから、自分勝手と自分の意思を持つ事は、紙一重で、その意味は全く逆のものとなってしまいます。
高い意識を持った協調性と言うものが、どれほど大事か、集団行動を通して学びましょう。
校長 矢口浩幸