6月4日(土) 16:00〜17:30、「第3回 詩書画一体の世界」が行われました。
梅雨入り間近、ジメジメした気候になってきましたが、そんな中でこそより鮮やかになる紫陽花。
さあ、今日は紫陽花を描いてみましょう。紫陽花と一口に言っても世界では、3,000種類以上もあるそうです。また、品種改良もされ年々その種類も増えているとのことです。
今回、学校の角に咲いていたアジサイを摘んできましたが、図鑑で調べてみると「トリベット」と言う種類に似ているようです。
よく紫陽花は、土壌の酸性・アルカリ性で花の色が変わると言われております。紫陽花に多く含まれるアントシアニンと言う物質が、アルミニウムと結合すると青くなることから、土壌にアルミニウムが多いと青色が濃くなり、少ないとピンク色・・・と、花の色を変色させます。
このアルミニウムが土壌に溶け出すためには、土壌が酸性である必要があります。日本は降雨量が比較的多い国であることや、紫陽花の咲く時期が梅雨と重なっているため、土中のアルカリ(石灰)分が流され、酸性土壌が形成されやすいようです。青っぽい紫陽花が多いのはそういった理由が挙げられます。
さぁ、武相の片隅に咲いていた紫陽花。
よ〜く観察して、今回も色紙に水彩色鉛筆で描きます。
次回は、7月2日です。うちわに何を描きましょうか!? 楽しみです。