夏休みも残り少なくなってきましたが、23日からは夏期進学講座第4期がスタートしています。
特進コースの勉強合宿の様子を報告します。
「人生を一変してしまうほどの夏」という副題のついた「特進コース・夏の勉強合宿」が、7月30日~8月3日まで4泊5日で行われました。今年の舞台は、富士山や駿河湾も一望できる「富士箱根ランドスコーレプラザ」です。
初日と5日目を除き、朝6時30分からの「朝テスト」「アーリーワーク」に始まり、50分単位で平均7~8コマの授業と4~5コマの自習時間をこなし、夜24時まで勉強漬けの毎日を送ります。
取材した3日目の8月1日は、校長先生が激励に来て生徒の士気を高めてくれました。生徒の疲労はピークに達している頃…。それでも参加した1~3年生72名は、食事で「おかわり」の列をつくりしっかり栄養補給。休み時間は寸暇を惜しんで昼寝をし、体力回復を心がけるなど、学習へのリズム作りも含め真剣に取り組んでいました。「慶大の過去問解説をして下さい」など、教員ルームに質問に来る生徒もいて、頑張っている様子が伝わってきました。
1年生は「単語テストのノルマがきついんです…」と空き時間も辛そうな表情で単語帳を開いていましたが、直後の授業では、先生の問いかけに元気よく反応していました。
2年生は「正直きついですが、充実しています」と、昨年の合宿経験を生かしつつ、身近な3年生をお手本に刺激を受けていました。
3年生は「『勉強すること』が『日常』、すなわち『生活のような当たり前のこと』になった気がします」と、感想にも成長の跡が見られ、頼もしかったです。
教員は7名が5日間フルに生徒をサポートし、4名が途中からや日帰りで参加し、授業の内容を多彩かつ充実したものにしました。
3日目午後の自習時間2コマを使い、アクティビティのボーリング大会で盛り上がると、4日目は一転して総仕上げの模擬試験。最終日5日目は午前中みっちり勉強した後、帰り前にみんなでバーベキューを行ったりと、メリハリをきかせつつ、仲間との絆を深める合宿でもありました。
終わってすぐには実感がわかないかも知れませんが、この合宿で得た経験はきっといい意味で「人生を一変してしまう」ための素地となったでしょう。合宿を乗り越えた生徒たちの今後益々の飛躍が楽しみです。