8月16日(火)に東京都調布市の味の素スタジアムにおいて夏の高校生フットサル大会(夏高フットサル)が行われました。
58チームが参加し、5チーム×12ブロックで予選リーグを行い、予選を突破した16チームで決勝トーナメントを行いました。
本校は予選リーグを4戦全勝で1位通過し、決勝トーナメントでは3連勝して決勝戦に進出しました。
決勝戦の相手は府中アスレティックFC U-18(東京都・日本フットサルリーグ(Fリーグ)に所属する府中アスレティックFCの下部組織)でした。
試合開始直後にキーパー岩崎からのロングボールを、キャプテン山本が肩でトラップし反転からのシュートが決まったかに思えました。
しかし、これがハンドの判定で相手チームのフリーキックとなり、守備への切り替えが遅れカウンターから失点しました。
前半は拮抗した展開でしたが0-1で折り返しました。
後半に入っても、一進一退の攻防が続きました。両チーム集中が途切れることなく時間が経過して行きました。
残り2分になり、相手チームは守りを固めます。ここから武相の猛攻が始まりますが、相手はそれを弾き返します。
残り50秒、ゴール前の混戦から相手陣中央にこぼれたボールに対し、FP角田のシュートが放たれます。
これを相手選手が懸命にブロックしますが、ブロックしたボールはコロコロとゴールに吸い込まれ、土壇場で同点に追いつきました。
試合は1-1で後半終了、決勝戦は二年連続でPK戦となりました。
PK戦は、相手が一本目を外すも、武相の一本目も相手キーパーがセーブ、相手の二本目はキーパー岩崎がセーブするが、武相の二本目も相手キーパーが連続セーブ、相手の三本目はゴールネットを揺らすが、武相の三本目のゴールネットを揺らす。
3対3のPK戦はサドンデスに入りました。
相手の四本目をキーパー岩崎がファインセーブ、武相の四本目 高橋裕大の渾身のシュートが決まり、チームは歓喜に満ち溢れました。
PK戦2-1で勝利し、初の大会連覇を果たしました。
大会優秀選手に、岩崎拓未(2年4組)、高橋裕大(2年5組)、山本光世(2年7組)、酒井康太郎(2年9組)が選ばれました。
大会中、Fリーグ所属のペスカドーラ町田とエキシビジョンマッチを戦いました。
昨年度優勝チームということで対戦相手に指名してもらいました。
ペスカドーラ町田には本校フットサル部OBの水谷祐紀がおり、夢の対決が実現できました。
試合は開始直後に武相が先制して盛り上がりました。少しだけ相手チームに本気を出させることができましたが、同点、逆転を許してからは、圧倒的な力と技を披露され1-4で敗戦しました。
選手たちはとても貴重な体験をすることができました。
ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今大会、相手チームからマークされ厳しい戦いが続きました。
特に決勝トーナメントでは3試合で先制される苦しい展開でしたが、見事逆転で撥ね退けることができました。
まだまだ成長段階にあるチーム、仲間と切磋琢磨しながら日本一を目指します。
応援の程、よろしくお願いいたします。