書籍案内
PTA図書部では、新たな試みとして保護者のみなさんに読んで欲しい、書籍やインターネット
記事を紹介したいと思います。
家庭教育や家族の健康、趣味や娯楽など保護者に皆さんのお役立てそうな情報を発信しますので
是非、参考にして下さい。
◆紹介図書
◆人をつくる-誰でもやればできる!(清原伸彦/三省堂書店)
武相学園の理事長・清原先生の著著です。
皆さんご存知の「集団行動」は清原先生が考案者です。
特に日本体育大学の「集団行動」は清原先生が当初から指導され、今に至っています。また、2014年のソチパラリンピックの開会式の集団行動を指導したのも清原先生です。
それ以前は、日本体育大学の男子水球部の監督として1974~1994年まで、21年間無敗の376連勝という黄金時代を築き、ロサンゼルスオリンピックでも水球男子日本代表監督として指揮を執りました。
教育者としても、日本体育大学では教授を務め体育学者として論文を発表するなどの実績がある清原先生の著書です。
このように、教育者として指導者として輝かしい実績を収めています背景には、「人を育てる」原点と情熱があるかあるからだと思います。
著書の中に「人間としての人格を伸ばす」「情熱と熱意を持って人を教える」「差別をしない」「集団の一員であることがどれだけ大切かを伝える」と書かれています。
この原点の背景やどのようにして実践してきたかなどが書かれているので、親としてや教師としては勿論、人としての生き方まで考えさせてくれる良い本だと思います。
是非、みなさんも清原先生の本を読んでみてはいかがでしょうか。
◆夫もやせるおかず作りおき(柳澤 英子/小学館)
忙しい方でも苦にならず、日持ちしてガッツリ食べることができ、やせる簡単レシピです。
若者の方は1年で26キロ減。ご主人も10キロほどやせたそうです。
我が家でも何品か作っておりますが、それもおいしくてリピートしています。
食べ過ぎた次の日の献立に役立てております。
◆けんぽ東京高輪病院 500kcal台の健康定食(足立香代子/ワニブックス)
私は、子供が何度か入院経験がある為、病院食を口にしております。
退院した患者さんからの「食事の時間が待ち遠しかった」というメッセージにひかれて購入した本です。
定食なのでバランスが取れていて、とても美味しく体に優しいレシピでした。
又、病院食のイメージが変わった本になりました。
◆ネコになってしまえばいい (心屋仁之助/廣済堂出版)
子供も一緒に読み、イイねと言ってくれたので紹介したいと思います。
簡単なエッセイ集です。
現在私達が生きている中で誰もが経験し感じた事があるのを短い文章化になっており、その言葉にネコの表情が写真に写っています。普段あれこれ悩み、イライラする時もあると思いますが、ネコの写真を見ながら読むと心が和み「あー、力を入れなくて生きていけばいいんだ」と少し勇気と自信をもらえる本です。
◆人間失格(太宰治)
自分で思っている自分像と、他人から見た自分像は、えてして違う事があり、客観的に自分を見つめることも
必要である。
親が知っている子供像が、全てではないことを知る事が大事。
子供も成長し、子供のコミュニティや社会が広がり生活の幅が広がっており、いつまでも子供の事を理解しているという錯覚は、危うい。
コミュニケーションの大切さ、関係の深度を改めて見つめ直すことの重要性を思い返す良いきっかけになると思う。
◆アスレシピ(レシピサイト):https://athleterecipe.com/
日刊スポーツが運営している運動を頑張る中高生の為のレシピのサイトです。
管理栄養士さんがレシピを考えてくれて目的別、スポーツ別、食材別など検索方法があるのでクックパッドみたいな感じで使いやすいのと、疲労回復、風邪予防、体脂肪ダウンなどの項目もあるのでスポーツをしてるお子さんだけではなく、ご家族の健康を考えている方にも。
LINE、Twitter、Facebookでもフォローすれば気軽に見ることが出来るのでオススメです。
私の息子はボクシング部に所属しています。
ボクシングといえば減量がつきものですが、プロの選手ほどでではありませんが、試合前には減量をしています。
ある試合で減量がうまくいかないまま計量の前日となり、その夜は何も食べずに計量に臨んだところ必要以上に体重が落ちていました。
本人曰くは、「筋肉までも落ちてしまった」と悔やんでいました。
試合はヘロヘロになりながらも3ラウンドもちましたが(もちろん0-3で敗戦)、減量の大切さと怖さを改めて感じることとなりました。
ご紹介するサイトはそんな時に教えていただいたもので、スポーツ別・目的別(筋力、持久力、瞬発力等)・栄養別・食材別と見やすくレシピが分類されています。
今では減量時に脂肪だけを落とし、筋肉を落とさないような食事づくりの参考にしています。
ボクシングに限らずスポーツされているお子様がいらっしゃる方は参考になるかと思います。