3月9日(金)18:30より大和市シリウスにおいて行われた福祉防災研修に11名の生徒が参加しました。
この研修会は特定非営利活動法人よこはま・七つ星、神奈川地域貢献支援協議会、一般社団法人やまと災害ボランティアネットワークが主催し、「地域防災、ユースへの防災意識向上と、地域での安全リーダーになってほしいとの思いから開催したものです。
最初に震災時に小学生だった二人の語り部の大学生と高校生が体験を語ってくれました。なぜ語り部になったのかを聞かれると「自分の中で風化させたくない、そして皆さんに親友を亡くす経験をしてほしくない」という思いがあるとの事。
東北大学特任教授の元石巻西高校の校長だった齋藤先生からは震災後に行った生徒たちの心と体のアンケートの結果からいろいろなお話をしていただきました。「大人に冷静さや勇気を取り戻させるのは生徒たち、経験の少ない子どもたちの方が立ち直りが早い。だから中高生たちには自信を持ってほしい」と参加者に強く語ってくれました。最後に震災時に何をしていてどんなことを感じたかなど語り部さんを囲んで話し合いました。
震災からちょうど7年を迎えるこの機会に防災について向き合える時間になったことと思います。
この事業の記事が神奈川新聞に掲載されています。
http://www.kanaloco.jp/article/316555
やまと災害ボランティアネットワークのfacebookでこのときの様子が紹介されています。
https://www.facebook.com/ysv0401/?ref=profile