5月13日(日)~16日(水)、高校2年生は沖縄へ3泊4日の修学旅行に行ってきました。
第1日目
那覇空港到着後、最初の見学地である日本で唯一の地上戦となった激戦の地を弔う意味で作られた平和祈念公園へ向かいました。30度近い気温の中、生徒たちは神妙且つ、犠牲者に哀悼を示していました。
その後、その沖縄戦の悲劇の象徴となった「ひめゆり記念堂」へと向かい、そこでも改めて戦争の悲惨さを目の当たりにしました。
第2日目
沖縄随一の景勝地、万座毛では生徒たちは沖縄ならではの景観をバックに思い思いに記念撮影に励んでいました。
その後、沖縄の民族文化を学ぶために琉球村へ。そこでは沖縄舞踊を一緒に踊る生徒たちの姿も見られました。
最後に訪れたのは「コザの町」。「沖縄日本返還はここから始まった・・・」と語り継がれるアメリカの景観を存分に残したこの町を生徒たちは班別行動で、地元ガイドさんのもとドル札紙幣を渡され、いざ見学。
華やかな観光の裏側で、基地問題をはじめ今の沖縄ができあがるまでの歴史を少し寂れたこの町に学び、基地の入り口を前に、「まだ戦後は終わっていない」と発したガイドさんのコメントには考えさせられました。
第3日目
2班に分かれ、美ら海水族館見学と、これぞ沖縄の醍醐味、マリンスポーツ体験が行われました。
美ら海水族館ではテレビや写真で一度は見たことがあるジンベイザメの本物と対面。「やっぱり本物は想像以上に、大きい!」と生徒たちも感動しているようでした。
マリン体験は天気にも恵まれ、シュノーケリング、バナナボート、アクティビティーと時間を余すことなくふんだんに利用し、満喫していました。
第4日目
最後の観光地、中城城跡、首里城を見学。昨日の疲れも残る中、琉球王国の歴史を見学しました。
その後班別に分かれ、沖縄唯一の鉄道「ゆいレール」を使い、いざ一行は国際通りへ。家族や先輩などへのお土産探しに夢中になりながら、班ごとで自由に昼食を取り、あっという間に集合時間。
遅れないように両手にお土産を抱えた276人の生徒が空港へ。飛行機から見下ろす沖縄本土。この4日間で学んだこと、親友たちとのたわいない語らいを思い出しながら、帰宅の途につきました。