3月9日(土)横浜にある西公会堂にて吹奏楽部の定期演奏会(以下定演)が行われました。
今年の定演は例年と異なり、オール武相の現役生のみで行われました。ここ数年、部員数の関係で外部会場を借りてのこうした演奏会はOBや生徒保護者、そして教員を含めた「サポーター」といっしょに行ってきました。それが今年、部員数もある程度安定してきたという経過の中で、いよいよ念願の「オール武相現役生」による定演が行われたのです。
3部に分かれて行われた定演。第1部はジャズステージ。グレンミラー作曲の「ムーンライトセレナーデ」を筆頭に選りすぐりのジャズナンバーを5曲披露。
休憩をはさんで行われた第2部は「ポップステージ」と称し、ゴダイゴの70年代の名曲「ビューティフルネーム」やカーペンターズの「トップオブザワールド」、そして昨年大ヒットした「USA」を軽快なリズムで、時に力強い演奏を行い、会場のボルテージは最高潮に達したところで、引き続き行われた「ライブステージ」。
指揮者であり顧問の河原教諭もタクトを自慢のトランペットに持ち替え、部員の中に混じり演奏。ステージも観客も総立ちで「学園天国」や西城秀樹の「ヤングマン」を演奏しました。鳴りやまぬ拍手の中、顧問からあいさつ。
「ここまで来るのに、いろいろなことがありましたが、今までこのステージに加わってくれたサポーターの存在が無ければこられなかった」と目を潤ませながら語った姿が印象的でした。