春のキャンパスツアー第1弾(北里大学・横浜商科大学・帝京科学大学・帝京平成大学)
が行われました。
校内での相談会やセミナーは今年も数多く実施しましたが、生徒たちのやる気を最も引き出すもの、それは本物の大学を見て、感じることです。
この春も本校は精力的に大学へのキャンパスツアーを実施しました。
3月12日から14日までの3日間で第1弾として北里大学、横浜商科大学、帝京平成大学、帝京科学大学の4大学に希望者を募り、のべ40人の生徒が参加しました。
横浜商科大学では本校の卒業生であり現在在学のOBが直接キャンパスツアーや説明をやって頂き、参加した生徒も身近に感じる存在として積極的に質問するなど熱心に取り組んでいました。
横浜商科大学先輩よりお話
北里大学のツアーは主に理系クラスの生徒が中心に参加し、2班に分かれ、物理学科・化学科・生物科学科の3学科を15分ずつ見学しました。それぞれの学科の案内は、各学科の教員が直接担当して頂き、研究室や内容の説明を詳細に受けました。
化学科では一般の方が、めったに入室できない分子機能化学講座(研究室)で、安全キャビネット、グローブボックスなどを見学しました。
生物科学科ではシマリスの冬眠を研究している教員が案内を担当し、DNAの析出の簡単な実験を行ったり、飼育しているシマリスやアフリカツメガエルなどを見学しました。最後は海洋生命学部のミニ水族館を見学し終了。とても充実したプログラムでした。
大学内にある水族館に釘付け 北里柴三郎像
北千住にある帝京科学大学は主に本校で志望者が多い小学校教諭専攻課程のキャンパスを見学させて頂きました。キャンパスそのものが小学校のあらゆる施設を再現されている建物で生徒達は将来教壇に立っている自分の姿を思い描きながら楽しそうに見学しているのが印象的でした。
帝京平成大学は近年新しくできた中野キャンパスを見学し、主にスポーツトレーナーや理学療法士などの資格に直結した大学と言うこともあって、普段運動部に所属している生徒諸君が多数参加し、設備のすごさとその先にある専門課程の教育内容に目を輝かせていました。
新年度も進路指導部では同様の希望者対象のキャンパスツアーを更に多く企画していきます。「百聞は一見にしかず」自分の目で見たその体験はネットや学校パンフレットだけではわからない「何か」を生徒一人一人の心の中に落とし込んでいったことは間違いないでしょう。