Seeing is believing!~甲信越国公立大学バスツアー~
平成30年度の終業式も終え、一息つく間もなく行われた春期進学講座に引き続き、特進コースの1,2年生の希望者25名が甲信越に位置する国公立4大学の見学に行ってきました。
まず最初に訪れたのは富士山の絶景が眼下に広がる「山梨県立大学」。
国際学部と社会福祉学部、本キャンパスから少し離れたキャンパスには看護学部がある地域密着型県立大学の一つ。
今回のツアーでは先日海外留学から帰国したばかりの国際学部の1年生からニュージーランドでの留学の事や大学の魅力をお話しいただきました。
2番目の目的地は昨年公立大学化したばかりの「諏訪東京理科大学」。東京理科大学の姉妹校であり、公立化したことで最近人気急上昇中の大学です。この日は職員の方がほとんどで払ったということもあり、基本自由見学で、広くきれいな校舎を思い思いにめぐりました。諏訪湖からさらに高い位置にある大学はこの季節でも十分寒く、その寒さで春の格好で訪れた生徒諸君を歓迎してくれました。路肩にもかなりの雪が残っていました。
次に訪れた大学は国宝松本城の近くにある国立信州大学。この大学は2年生に3名、1年生に1名の武相高校卒業生が在籍しており、その1名繊維学部1年生の塩田明弘さんが駆け付けてくださり、見学が許されたわずかな時間の中、キャンパスを簡単に案内してくれました。こちらも皮膚を突き刺すような冷たい風が吹いていましたが、1年一人暮らしをして、この松本でたくましく通う「先輩」は「今日はあったかい方ですよ」、震える後輩をよそに久しぶりに会う担任の先生と談笑しながら、大学の魅力をふんだんに伝えていただきました。
今年は入学生を残念ながら送ることが出来ませんでしたが、今回見学したものの何人かがまた後に続いていくことを夢見て、一行は最後の目的地へ。
最後の目的地「長野大学」に到着したのは夕方の17:00過ぎ。予定より大幅に遅れての到着にもかかわらず、大学の職員の方々に快く向かえ入れていただき、早速大学の大教室へ。そこで職員の方から本校様に今回作っていただいたレジュメをもとに大学の魅力をふんだんに聞くことが出来ました。この大学も昨年度公立化になり今後ますます受験者が増えることを予見させる心温まる対応にただただ感謝するのでした。
今回、個々の滞在期間は短く、じっくり見学する普段のツアーとは異なりましたが、1日で一気に見比べることで、大学の魅力をむしろ体感できる濃密な内容になったと信じています。武相高校の次年度以降の進学目標の一つはズバリ国公立大合格者20名以上。
今回の見学にいた25名の中から果たして何人がこの目標に貢献し、次に来る後輩をおもてなしできることを夢見て早朝7:00に新横浜に集合した生徒達は長い帰路につきました。
今回のこのイベントに協力していただいた大学のスタッフさん、OBの塩田君、そしてバス会社やその関係者のみなさま、本当にありがとうございました。