7月19日(金)「野毛山動物園」で行われた職業インターンシップに中学3年生7名と高校1年生5名が参加しました。
見学コース10名と体験コース3名で分かれて行動しました。
見学コースは、最初にスライドを使ってどんな仕事があるのか、何人ぐらいの人が働いているのか、この仕事をするためにはどのような資格が必要かなどを説明していただきました。続いてレッサーパンダの餌やりを見学しました。その後普通の人は入れないバックヤードを案内していただき、餌作りの方や獣医さんの話を聞きました。
動物園は動物を飼育しているだけではなく、動物を守る、調査研究するなどいろいろな役割を担っていることがわかりました。
もうひとつの体験コースは、園の中心にある「ふれあいコーナー」にて、モルモットを風呂に入れ、洗う作業を行いました。モルモットだけで200匹以上いる中からお尻などが汚れているものを無作為に20匹ほど巣箱から拾い上げ、水と赤ちゃん用シャンプーを使って
洗浄しました。中学生の参加者は動き回るモルモットに腰が引けている様子。見かねた高校生の先輩が救いの手を差し伸べていました。洗うほうもやるにつれて慣れてきた様子でした。最後はタオルでぬれた毛をやさしく乾かしました。
園内の清掃も大事な仕事。大きな竹箒を持って共同作業で見違えるほどきれいにしていきました。
参加した高校生の一人は「おもしろかったです。将来は看護師を目指しているのですが、暖かくてやわらかいモルモットを世話して、ますます命の尊さを痛感することができました」と自信に満ちた表情で語ってくれたのがとても印象的でした。
参加した生徒たちには今後の進路を考える上で少しでも役に立つことを期待します。