7月22日(月)から27日(土)にモンゴルのエルデネトで開催された「2019 East Asia Youth Camp Gathering」に本校から2名の生徒が参加しました。これは東アジアで活躍する青少年赤十字メンバー、ユースメンバーが集まるキャンプで、日本のメンバーはモンゴル、中国、香港、韓国のユースとともに、広大な草原の中のゲルで生活しました。
今回のテーマは交通安全(Road Safety)。交通事故による被害を少しでも減らすために何ができるのか、グループディスカッションや発表を重ねて考えました。11人の日本メンバーの中で、文化祭でのポスター展示、啓発ビデオの作成・普及、小学生に向けた講習、条例改正に向けた取り組み等、幅広い活動計画を完成させました。
2名とも大変貴重な経験ができたようです。
参加した生徒の感想です。(一部抜粋)
・モンゴルの空港に着いてウランバートル市内のホテルへ向かうときに、その日は雨で、水が道路を覆い、川を移動しているかのようでした。また、廃墟やゲルでスラムができていました。この面では、まだ途上国であることを肌で感じました。
キャンプでは各国の人と一緒に過ごしている中で、日本人は学力的な部分とメンタル面で圧倒されていると感じました。個人だけでも、しっかり他国と対等になれるようにしていきたいです。
・参加国であるモンゴル・中国・韓国・香港のメンバーとの関わりの中で「ただ何となくここに来た自分」というものは、少しずつどこかへ消え、「とりあえず一歩踏み出してみよう!」と思いました。今回のユースキャンプで「真のフレンドシップとは何か」「外国との付き合い方」その一端を見出すことができたと思います。
この活動については日本赤十字社のホームページで詳しく紹介されています。