PTA広報部の活動の一環として、書籍の紹介を行っています。
11月の一冊目は
「家庭教室」
著者 伊東 歌詞太郎 (KADOKAWA)
読み終えた後にもう一度読み返したいと思える本です。内容も読みやすく皆様にオススメです。
東京育ちの20歳の大学生灰原君がアルバイトで家庭教師をやっており彼が出会う子供達とのエピソードが書かれてます。
出会う子供達は其々問題を抱えています。灰原君はキチンと子供達に向き合って問題を解決していきます。子供に心を開かせるため
その子の興味がある事を彼は勉強します。その子の心に寄りそって心を開かせるのです。成績が上がらない原因を究明して解き明かします。
まるで推理小説を読んでるように灰原君が自在に動き出します。読んだ後爽快になれます。
灰原君が生徒を知る為に起こす様々な行動は丁寧で思慮深く人と付き合う上でとても大事になるものだと思いました。
また彼にとってはアルバイトのはずですがそこに目標を定め家庭教師としての醍醐味を味わえるまでしっかりと向き合う姿はアルバイトをする上でのお手本になります。
是非読んで頂きたい1冊です。