大学入試改革の大きな変更が行われる今年。度重なる文科省の変更等に不安を募らせる高校生。そんなタイミングでコロナがやってきました。進路先への準備もままならない状況の中、追い討ちをかけるように各学校のロックダウン、オープンキャンパスの中止が後をたちません。Webでの学校情報はあるものの、大事な選択に果たしてネットの情報だけで決めていいものか・・・。
本校でも当初4月に開催を決めていた進路学校相談会が延期を重ねました。そして、全員登校が可能となったタイミングで7月8日(水)開催となりました。
会場は本校体育館。高3生を午前と午後に分け、密にならない工夫をして、感染予防には最新の注意を払っての開催です。生徒一人一人が三つの希望した学校ブースを訪れて各学校の最新の入試情報を入手しました。生徒の表情も例年以上に真剣です。保護者の方も約50人参加し、生徒同様に時間の許す限りメモを片手に様々な情報を手に入れているようでした。3つの相談を終えた後の希望者相談でも何人かの生徒がまだ聞き足りない様子でブースに残り、各大学の説明に耳を傾けていました。
今後本校では指定校推薦の選考に入ると同時に、総合型選抜のエントリーやコロナで変更を余儀なくされた学校型選抜の要項も改めて発表されます。一般選抜では出題範囲の減少を行うかどうかが今月末までに発表されます。例年以上に短い夏休みになると思いますが、進路指導部も情報を精査し、光を与え、正しい情報をリリースし、生徒と共に歩んでいきたいと考えています。