集団行動朝練習第15日目
チームのメンバーに、気持ちでのばらつきがあるとその集団は、ここぞと言う時に脆いものがある。
士気の高いものと低いものとの平均が、チームのモラールではない。残念ながらそれは、低い方に揃ってしまうものである。個々が、高いレベルでの自覚を持ってこそ、チーム力が発揮される。数は力と言う言葉もあるが、たとえ小集団でも一人ひとりの目つきが真剣なチームには、それ相応の力があり、その前では数の多さは、烏合の衆となる。
下級生だからといって遠慮することなく、ただついていくのではなくて、率先して行動できるようにしましょう。
フリー歩行で、中のリーダーが全体を把握しながら声をかける。
ランダムに起こしていて、大切な事は個人個人の歩行が、基本に忠実であるかどうかです。列を縦横揃えていない分、ごまかしがきかない。停止した時も、個々が姿勢が、見ている人々に迫力を与えられる。
今回のテーマの一つに掲げている、自分の意思で行動するとき、率先してリードできるようになりましょう。そしてチームのメンバーが、自分が引っ張っていく後をスムーズについてこれるような歩き方が大事です。
社会に出て、後ろを向いてついてきている一人一人が、渋沢栄一になっているくらいの活躍を期待しています。
矢口浩幸
