本番へ向けて、全体の構成を固めていきます。
要領を少しずつ覚えてきて、慣れてくると細かいところがおろそかになる。現在参加している全員が、気持ちのない人は誰もいない。それでも何人かが、スタートする前の休めの姿勢の手の握り方など、正確にできていない。これから始まると言う時に、指先までの緊張感がなくなってしまう。こういったちょっとしたことが、できる者とできない者とに、先々大きな違いが出てくる事は明らかです。だから、一度覚えた事はちょっとしたことでも正確に行うことができるようになる事は、大事なんです。
もしかしたら、君たちの唯一の弱点はここにあるかもしれません。こういったことに、気がつくようになったら、自分たちが努力していること全てが形になってくるものです。
両手距離感覚に開く
本日で、教育実習生の原口凜先生が実習を終えます。一緒に歩いてきて、思った以上に運動量がハードであり、日に日に皆さんの目つきが変わることに、感嘆していました。そして、より体育の先生になりたいと言う気持ちが強くなったそうです。
校長 矢口浩幸