どんなことでも、心を込めて行うことが大事であり、その積み重ねは大きな力になる。チームの一人一人が、真剣に取り組むことは大きな迫力となり全体の力となる。
例えば掃除1つでも、きれいにしようという気持ちを込めて行うのと、形だけいやいや行うのとでは天と地ほど違う。
どうせやるなら、全員がどんな小さな事でも一心不乱に打ち込めるようになれば、その上にいろいろな技術が乗っかっていく。そういうチームは負けるはずがない。
これまでの、隊列を作って機械的に動く集団行動に対して、成員がそれぞれに自分の意思を持って、ケースバイケースで全体をリードしていく立場に立ち、積極的に行動できる集団行動を目指している。
縦横の列を揃えて歩く集団行動と、個々に自分の意思を持って協調して歩く集団行動の違いを表現することが今回の狙い。
これまで経験のないことは、自分からチャレンジして、見えない壁のようなものを打ち破って行かなければならない。
丁寧に、なりきって行うことを積み重ねていくと、必ずその壁を打ち破れる時が来る。
互いが協力して、暗黙のうちに集団を作り、素早い情報伝達により行動できるように練習しましょう。
校長 矢口浩幸