3月11日(土)、武相中学校の卒業式が行われました。
暖かく、天気も良く、晴れの門出にはふさわしい朝となりました。
10時、卒業生たちが大きな拍手に包まれて入場。
国歌斉唱ののち、副校長から「学事報告」があり、生徒たちの3年間の歩みと成長をたどりました。
そして卒業証書授与。校長から一人一人に手渡しされ、続いて「日本私立中学高等学校連合会表彰」「三か年皆勤賞」「三か年精勤賞」「特別教育活動賞」「全国大会出場者」の表彰がそれぞれにありました。
学校長からは、「鹿苑寺金閣の金箔の下には、磨き上げられた漆黒の漆が塗られている。60を超える工程で塗っては研ぎを繰り返す。金箔を貼らなくても十分に美しい。しかしその上に金箔を貼ることで、金箔の輝きが何倍にも増し、風雪にも耐えることができるようになる。今、君たちは漆黒の漆を一生懸命塗っている時。派手さはないが、必ず将来輝くことができる、その大事な基礎を作っている。ほとんどの生徒は武相高校に進むが、後半の3年間、さらに磨きをかけ、自分で考え判断できる人になって欲しい」といった式辞がありました。
理事長挨拶、PTA会長祝辞、祝電披露、そして卒業記念品の贈呈が行われました。
最後は在校生からの送辞と、卒業生総代の答辞があり、全員で校歌を高らかに歌い、閉式となりました。
この3年間で、生徒たちはとても成長しました。
4月からは高校生。気持ちを新たに、後半の3年間頑張っていきましょう!
ご卒業おめでとうございます。皆さんの前途に幸多かれと祈っています。