5月22日(月)、芸術文化会「大相撲五月場所観戦」が両国国技館で行われました。
相撲はスポーツではありますが、同時に古代より続く歴史を有する国技であり、日本の文化でもあります。JRの両国駅に降りると、ホームで力士のオブジェが出迎えてくれます。国技館は駅のすぐ前。たくさんののぼりに期待が高まります。ちょうど幕内力士が国技館入りする時間だったようで、運よく人気の宇良関を見ることができました。
集合は中入りの取り組みが始まる16時でしたが、早めに入場して観戦している熱心な生徒も。十両では、この日まで全勝の若手ホープ落合や、ウクライナ出身の獅司に大きな声援が送られていました。
幕内土俵入り。大きな力士が揃うと、土俵が小さく見えます。そして横綱土俵入り。大きな照ノ富士関による不知火型の両手を開いたせり上がりはとても迫力がありました。
生徒たちは、取り組みを写真や動画に収めたり、国技館名物の焼き鳥を食べたり、好取り組みには大きな拍手を送ったり、それぞれに大相撲を堪能。
この日は幸運にも、楽しみな取り組みが多い日でした。
今場所好調な関脇4人が全員6勝2敗。その関脇同士が戦います。結果は、若元春が豊昇龍に、大関を狙う霧馬山が大栄翔に勝ち、優勝争いに残りました。
また前日に若元春に土をつけた錦木が、その勢いのままカド番大関の貴景勝を下すと、結びの取り組みでは、1敗の明生が全勝の横綱・照ノ富士を下し、初の金星。
波乱の取り組みに座布団が舞う中、聡ノ富士の弓取式で、芸術文化会は幕を閉じました。
帰りは混雑する両国駅を避け、馬喰町駅まで両国橋を渡って帰る生徒の姿も見られました。暑い日でしたが、夕方の隅田川から吹く風は、涼しく心地よかったです。