『武相學誌―武相学園紀要―』は教員の日頃の研究成果や、クラブ指導、進路指導などから学んだものをまとめた紀要です。
教師として常に探究し学び続ける姿勢を忘れぬよう、我々は日々自己研鑽に励んでいますが、その成果を発表する場でもあります。
今回の内容は以下の「研究ノート」6編です。
・高階淳子「図書館つれづれ」
…司書教諭の高階がいろいろな図書館を紹介。改めて図書館の良さ・楽しさを感じる論考です。
・佐藤嵩文「音程と音色が「ハモリ」へ及ぼす影響に関する検証実験」
…音楽にも精通した理科教諭である佐藤ならではの検証実験。大変説得力のある論考です。
・堀内善夫「インドに触れて感じたこと」
…国語科の堀内が自らの体験からインドの文化をまとめた論考。タンドリーソースの作り方も!
・荒木陽一郎「博物館展示と初学者をつなぐために―金沢文庫特別展「旅する、大蔵経」をオマージュして―」
…社会科の荒木が、博物館を身近に感じるには館側に何が必要なのかを、県立金沢文庫を例に考察。
・松野陽介「献血のこと」
…献血の重要性と促進への取り組みを、自らの経験も踏まえわかりやすく紹介する理科の松野の論考。
・太田啓貴「小学生英語教室から見えること」
…昨年度「小学生英語教室」を担当した経験を踏まえ、英語科の太田が現代の英語教育の課題を論ずる。
ぜひご一読いただければ幸いです。