著者 青山 美智子
書名 『木曜日にはココアを』
出版社 宝島社
発売年 2017年
三省堂書店で文芸賞を受賞した本作は、ある小さな喫茶店「マーブルカフェ」から始まる12の短編で構成されている。
前作の登場人物が自作での主人公として書かれていて、舞台は東京からオーストラリアへ、そして「マーブルカフェ」へと戻ってくる。
そして、マーブルカフェのオーナーである「マスター」、あまり出番はないけれど、この短編集のキーマンであることは間違いない。
どの話もハッピーで心温まるもので、家事の合間や通勤電車の中などで軽く読める本です。
ちょっとした息抜きにいかがでしょうか。
ちなみに、この本のシリーズ「月曜日の抹茶カフェ」もやはり主人公がリレー形式で語られている短編集でお勧めです。もちろん、「マスター」も出てきますよ。