☆秋友・西村の長い一日
去る10月21日、神奈川県高等学校文化連盟主催総合文化祭開会式が県立音楽堂にて開催されました。本校からはビジネス研究部2年の秋友・西村の2名が生徒委員として参加しました。
開会式は午後2時30分からでしたが、生徒委員の朝は早く、朝10時に横浜市教育会館に集合しました。すでに8回の生徒委員会を開き、この日のために準備を進めてきただけあって、他校の生徒委員とも、他校の先生ともすっかり顔見知りです。
10時に出席確認後、開会式の流れの説明と、かながわ高文連の歌-地球からの贈り物―の歌詞を手話で練習しました。手話も今までの練習の成果で、高い完成度でした。
10時30分には会場である県立音楽堂へ移動しました。
(写真1)生徒委員は皆、青いベストを着用しています。看板も他校書道部員の高校生が書いたということです。さすがの出来映えですね。
会場では26の専門部のうち、秋友が鉄道研究専門部のプラカードを、西村が社会科専門部のプラカードを持って入場します。舞台上では立ち位置の確認を行いました。なお、本校のビジネス研究部は、社会科専門部に位置付けられています。
11時からはリハーサル開始。分刻みのスケジュールで、本番での動きの確認をしました。秋友は手話コーラス班に所属しています。「地球からの贈り物」のほかにもう1曲、手話による歌唱を行います。
秋友・西村ともに舞台の担当です。刻々と切り替わる舞台の片づけ・準備に追われます。そのリハーサルも行われました。
他校の生徒さんが発表の準備をしている間、昼食休憩です。ここまでの動きの確認もバッチリです。さすが、8回の生徒委員会で確認しただけあります。
昼食後、午後1時30分からは「地球からの贈り物」の合唱・手話リハーサル。45分にはいよいよ開場です。
14時30分、開式。開会式は「式典の部」と「発表の部」に分かれています。まずは式典の部。2人のプラカード入場もバッチリです。会場では、黒岩県知事をはじめとした来賓の方々からご挨拶をいただきました。
10分間の休憩をはさみ、今度は発表の部。かるた専門部の高校生による競技かるたの実演がありました。さすがの迫力です。
そして手話コーラス。秋友の出番です。練習の成果を発揮できました。
次は各校から成る合同オーケストラの実演。実演前に秋友・西村が演者にインタビューを行いました。インタビュアーも、演者も、落ち着いたやり取りで、安心して見ていられました。
オーケストラ演奏の後はこちらも各校から成る合唱団による、合同合唱。コロナ禍においてはマスク着用が必須でしたので、合唱を久しぶりに聞いた気がします。こちらもオーケストラ同様、迫力満点でした。
最後は合唱団も舞台上に残り、生徒委員が舞台に上がり、「地球からの贈り物」の披露です。コーラス隊は歌唱で、生徒委員は手話で、合唱を披露しました。
午後4時頃、開会式は終了。生徒委員はその後も仕事が残っています。最終的には午後4時20分、県立音楽堂を後にしました。
単なるこの日1日だけの活動ではなく、8回の生徒委員会を重ねての開会式。疲労度もかけた時間以上のものがあったのではないでしょうか。また、緊張もあったでしょうが、すべての生徒が経験できるわけではない生徒委員。学校の授業だけでは得られない良い経験を積むことができたと思います。
なお、11月12日(日)の午前9時30分から聖光学院高校の小講堂で社会科専門部会の研究発表大会があり、2人が所属するビジネス研究部も発表に参加します。活躍を願っています。
(写真2)神奈川県高等学校文化連盟のキャラクター・かもえもんとの3ショット