著者 横田 慎太郎(元阪神タイガース)
書名 『奇跡のバックホーム』
出版社 幻冬舎文庫
発売年 2022年
【概要あらすじ】
抜群の身体能力で将来を期待され、ドラフト2位で阪神タイガースに入団。2019年脳腫瘍を患い、その後遺症による視力低下に苦しみ24才で引退した阪神タイガースの横田慎太郎の自伝的エッセイ。
「横田、センターに入れ!」1096日ぶりの出場となった引退試合で見せたプロ野球人生最後のプレーは今だ語り継がれている。
【オススメポイント】
プロ4年目に脳腫瘍に侵され18時間に及ぶ手術のあとには過酷な闘病が待っていた。絶望に立ち向かう姿に涙します。
小さな目標でもいいから「今日はこれができるようになる」と思って1日をスタートさせれば、やるべきことが明確になる。達成しようという意欲も沸いてくると、闘病生活中も常に目標をもって日々を過ごしていた横田選手が素晴らしい。
高校の3年間はあっというまです。
コロナ感染症が5類になり、少しずつ「普通」の日常が送れるようになってきています。その幸せをかみしめながら、今すべきことに真剣に取り組んでみようと思える1冊です。