3月17日(日)、 神奈川県高文連・社会科専門部会の「第79回合同見学会」が実施され、本校ビジネス研究部より2年生の秋友利久、1年生の碓氷空と保科蓮の3名が参加しました。
今回のテーマは「小田原史跡巡検~別邸文化に触れる~」というもので、小田原周辺の別邸を中心に散策しました。
12時 箱根登山鉄道の箱根板橋駅に集合。県内の各校から30人以上の中高生が集まり、スタートです。
最初は「古稀庵」。明治時代の政治家・山県有朋が70歳の時に構えた別荘です。近代日本庭園の傑作とされています。
2か所目は「皆春荘」。清浦奎吾首相の別邸として建てられ、のちに山県有朋の別庵として編入された歴史を持ちます。
3か所目は「松永記念館」。戦前から戦後にかけて「電力王」と呼ばれた実業家であり、数寄茶人としても有名だった松永安左ヱ門の住まい「老欅荘」や、「無住庵」、さらに収集した古美術品を展示する「松永記念館」、庭園などを散策しました。
その後、小田原城を囲む堀や土塁(小峯御鐘ノ台大堀東堀、三の丸外郭新堀土塁など)を見学。
最後は「清閑亭」(黒田長成侯爵の別邸)と「対潮閣」(山下汽船の創業者である山下亀三郎の邸宅で、『坂の上の雲』の秋山真之が最期を迎えた地)を見ながら、報徳二宮神社で解散。
普段見ることができない別邸をたくさん見学でき、他校の生徒たちと有意義な時間を過ごせました。
6月には、バスで千葉・佐倉の国立歴史民俗博物館への巡検が予定されています。
ビジネス研究部に入部して、ぜひ一緒に参加しませんか。