4月20日(土)、陸上の世界最高峰ダイヤモンドリーグ(DL)第1戦が中国・厦門(アモイ)で行われ、男子110mHで本校OBの泉谷駿介選手(住友電工)が今夏のパリ五輪代表内定を決めました。
「(参加標準は)初戦で切りたい 」と話していた通り、号砲と同時に一気に攻めた泉谷選手。
1台目のハードルを越えた時点で2番手につけ、東京五輪金のパーチメント(ジャマイカ)らを抑えて終盤まで先頭争いをしました。
最後は13秒11で優勝したダニエル・ロバーツ(アメリカ)や13秒16のコーデル・ティンチ(同)にかわされたものの、13秒17(向かい風0・3m)で3位を確保。
その結果、パリ五輪参加標準記録13秒27を突破し、トラック種目では日本勢内定第1号となりました。
「わくわくした気持ちで臨めた。思ったより良いタイムにつながった」
「とにかく初戦で参加標準を切ることだけを考えていた。代表に決まったことに満足しないで、本番は五輪。しっかりと準備して、五輪ではメダルを狙っていきたい」との談。
オフの冬季シーズンはウエイトトレーニングの量を増やし、「空中で抜き足を操れるように」との狙いのもと、腹筋を鍛えるトレーニングに注力してきた泉谷選手。理想通りにシーズン初戦でパリ行きを決めました。
日本選手初の110mHメダリスト、そして夢の12秒台を目指し、頑張れ泉谷選手!
引き続き応援のほどよろしくお願いします。
レースの様子はダイヤモンドリーグ公式YouTubeで↓
https://www.youtube.com/watch?v=rgmRPiZVU64&list=PLIhANLSvh9wnLIuf77COXLmvj0EDfAVbz&index=7