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―ボクシング部 インターハイ報告―

2024/8/19

8月8日(木)~13日(火)、佐賀県のSAGAサンライズパーク SAGAアリーナにて、令和6年度全国高等学校総合体育大会ボクシング競技大会(インターハイ) 兼 第78回全国高等学校ボクシング選手権大会が行われ、武相高校からは6名の選手が出場しました。

 

結果

【ピン級】

1回戦 ○吉井康介選手 4-1 ●橘甲輝選手(相生学院 兵庫)

2回戦 ○吉井康介選手 3-2 ●西村志希武選手(武生商工 福井)

準々決勝 ○吉井康介選手 2RRSC ●片山絆選手(高松工芸 香川)

準決勝 ●吉井康介選手 0-4 ○岩井大地選手(興国 大阪)

 

昨年のインターハイ覇者の岩井選手と二度目の対戦でした。パワーある岩井選手のスタミナが減ってきた後半、ペースを掴んできたのですが追い込むことができませんでした。目指していた優勝は逃してしまいましたが、全国3位。どの試合も吉井選手のパフォーマンスをしっかりと出すことができた、見ごたえのある内容でした。きっと悔しさいっぱいですがまだ2年生。この先が楽しみです。

1.吉井

【ライトフライ級】

1回戦 〇高橋海蓮選手 1RRSC ●松本昂大選手(西海学園 長崎)

2回戦 ●高橋海蓮選手 0-5 ○吉田太雅選手(崇徳 広島)

 

1回戦で全国大会初出場初勝利を飾った高橋選手。2回戦は準優勝した第2シードの選手でしたが、いつもの通り、攻めることを緩めず最後まで戦いきりました。どんな相手でも敗戦は悔しいですが、今後の選手生活の財産になる、そんな試合でした。

2.高橋海

【フライ級】

2回戦 ○村松亮選手 5-0 ●徳嶺来颯選手(沖縄水産 沖縄)

3回戦 〇村松亮選手 WO ●中嶋愛士選手(高志館 佐賀)

準々決勝 〇村松亮選手 3RKO ●大澤勇心選手(秀明英光 埼玉)

準決勝 ●村松亮選手 3RRSC ○片岡雷斗選手(習志野 千葉)

 

同じ関東であり、親交の深い習志野高校の片岡選手ですので、お互いに手の内は知り尽くした関係です。片岡選手をイメージした練習は沢山行ってきたと思いますが、牙城を崩すことはできませんでした。常に研究し、人一倍練習を重ね、1年生の関東選抜を皮切りに、2年生からは全ての大会に出場。確実に力をつけ、このインターハイでは自身最高位の3位という結果で終えることができました。急激に身長が伸びてしまい減量に苦労した日々、試合内容が安定せず悩んだ時もありましたが、どんなことにも真摯に向き合い、練習を重ね全てを乗り越え前進してきました。

3.村松

【バンタム級】

2回戦 ○髙橋樹生選手 3-2 ●田原龍成選手(東海大付属熊本星翔 熊本) 

3回戦 ○髙橋樹生選手 4-1 ●園山聖那選手(出雲 島根)

準々決勝 ●髙橋樹生選手 0-5 ○金子暖東選手(花咲徳栄 埼玉)

 

点差はありましたが、内容は素晴らしいものでした。3年生になり、ここからという時に関東予選で釈然としない事故的なケガを負い敗退。悔しさや無念さと、キャプテンという責任感と、自分の気持ちをコントロールすることはとても大変だったと思いますが、この舞台に立つために、努力に努力を重ねました。県予選でも第一シードを倒し、インターハイ出場。初めての大舞台でしたが、全国5位は立派です。

4.高橋樹

【ライト級】

1回戦 ●木地本竣太選手 0-5 〇長尾蓮斗選手(境港総合技術 鳥取)

 

全国大会初出場の木地本選手は、高校生最後の試合となりました。アンダーからスタートしている選手が多い中、高校からボクシングを始め、神奈川の激戦を勝ち抜いて全国の切符を手にした努力家で、称賛に値します。

5.木地本

【ライトウェルター級】

2回戦 ○大胡晴哉選手 1RRSC ●池野僚哉選手(羽水 福井)

3回戦 ○大胡晴哉選手 3R ABD ●入澤大翔選手(酒田光陵 山形)

準々決勝 ○大胡晴哉選手 4-1 ●杉山律希選手(菊華 愛知)

準決勝 ○大胡晴哉選手 4-1 ●宮本大輝選手(日章学園 宮崎)

決勝 ○大胡晴哉選手 3-2 ●内田冴介選手(石川県立工業 石川)

 

全国選抜大会に続き、インターハイも優勝し2冠を達成しました。大胡選手は1年生の時から全国大会優勝を掲げていましたが、1学年上に宿敵がおり何度も対戦。くやしい思いをしましたが、昨年のブロック大会において、4度目にして勝利。本人はもちろんのこと、応援団も涙した感動的な試合でした。

国体の準決勝で敗れたものの昨年の新人戦からは無敗。日々成長を遂げ「武相に大胡あり」と誰もが認める存在感のある選手に成長しました。第一シードという重圧を力に変え、高校生最後の試合は見事優勝。神奈川県勢としてインターハイで優勝したのは、松本亮選手、現在世界で活躍中の井上尚弥選手・井上拓真選手が優勝した2011年以来13年ぶりだそうです。武相の優勝は2009年ミドル級 漆原祥選手以来で15年ぶり。

これから先も更に磨きをかけ、魅力あるボクシングで沢山の人を楽しませて欲しいと思います。

6.大胡

7.大胡②

学校対抗は4位入賞。昨年の5位から一歩前進し、3位まであと1点という僅差でした。

8.インターハイメンバー

この大会に合わせて途中から合宿組も合流し、一丸となって応援、選手をサポートしました。

9.応援

10.応援②

ハイレベルな試合を観戦し、試合開始前などには、他校の皆さんと合同練習をさせていただき、大変有意義な合宿となりました。

11.合宿組①

12.合宿組②

沢山の応援をいただきましたことに感謝いたします。引き続き全員で進んで参ります。

これからもよろしくお願いいたします。

13.ボクシング部 全員集合

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