理事長式辞・後援会長祝辞
来賓紹介・祝電披露を経て、卒業記念品の贈呈。
卒業生から学校への総代は小屋原遼君。後援会から卒業生への総代は原佑吏君。
在校生総代2年1組の原田理人君による送辞。
先輩たちとの思い出と、感謝とが綴られたのち、
「どんな困難にぶつかっても自分を信じ、武相中学校ですごした日々を思い出し、未来を切り拓いていってください。先輩方が自分自身の夢や希望を絶やすことなく、明るい未来へと羽ばたいていけるように、在校生一同心から応援しています」と結びました。
卒業生の創った良き伝統は、頼もしい後輩たちに受け継がれていくことでしょう。
卒業生総代 牧由大君による答辞。
偏見を乗り越え、クラスの仲間と互いの悩みを共有しながら深めた絆について、次のように語ってくれました。
「私にとっての一番の思い出は、京都でもスキーでもなく、17名の仲間とくだらないことで騒いでいたあの日常です。この時間だけは何にも代えられないと、自信を持って答えることができます。在校生のみなさん、限られた時間の中で大切なものを見つけてください。私は武相中学校で培った経験を高校生活に繋げていきます」
最後に「世界には銃を持って戦っている同世代の若者がいる中で、平和な日本で最高の仲間と卒業できることは当たり前のことではない」として、育ててくれた保護者や先生方への感謝を述べた立派な答辞でした。
最後は全員で声高らかに校歌を斉唱し、卒業式は無事幕を閉じました。
卒業生は4月から高等学校に進学し、新たな後半の3年間が始まります。
武相中学校で培った基礎力と、自分への自信、他者への思いやりや友情を大切に、さらに実り多き高校生活を送って下さい。