図書部とビジネス研究部の合同チームが「全国高等学校郷土研究発表大会」で「優良賞」を受賞しました。
この大会は、8月2、3日に三島市民生涯学習センターで開催されました。開催県の静岡県をはじめ、岐阜・石川・山梨・島根・栃木の計6県16校の100余名の生徒が集い、レベルの高い発表をしました。今回はビジネス研究部が昨年度の神奈川県高文連社会科専門部研究発表大会で県知事賞を受賞したことから、大会への推薦を受けて出場しました。
発表テーマは「鶴見臨港鉄道と埋立地」です。この発表のために、6月には鶴見臨港鉄道が国有化された鶴見線をみんなで歩きました。7月には浅野総一郎が埋立をするために創設した鶴見埋立組合の前身である東亜建設工業を訪問し、埋立の様子についてお話を聞いてきました。
図書館にも何度も通い、鶴見臨港鉄道の運行統計や社史、神奈川県史、横浜市史、川崎市史などの資料を集めて調べました。そして浅野総一郎による埋立の歴史、そこに進出した会社、何故この地に鶴見臨港鉄道が必要だったのかを15分のプレゼンにまとめました。
発表時には大きな地図を提示して埋立の様子を分かるように工夫しました。プレゼン練習は何度も行い、宿泊先でもプレゼンの最終確認をし、本番に備えました。
大会前日の2日午後からは開会式が行われ、引き続き巡検が行われました。三島市内の楽寿館、三島市立郷土資料館、三嶋大社などを案内していただきました。