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PTA・後援会

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武相学園PTA広報部より 書籍紹介

2019/3/2

常任委員さんによる書籍紹介第四弾です。今月は2冊の紹介です。ご参考にどうぞ。

 

①さくら

作者       馬場国敏

発行所   株式会社 金の星社

 

この物語は2011年3月11日に起こった東日本大震災。各地を襲った大津波、原子力発電所の事故によって愛する街、人々、家、家族、家族同然のペットとの普通の生活が真っ暗になってしまいその中である少女と柴犬がどう暮らしていくのか。現実にこの災害地をある一人の獣医師がただペットたちが生きていること、1匹残らず救出する思いで向かい皆さんに呼びかけた一冊の本です。

実は私の飼っている柴犬は馬場先生が趣味で繁殖しボランティアで頂きました。街を沢山の柴犬で明るく幸せに暮らして欲しいと優しく面白い先生でした。しかし残念ながら二年前に馬場国敏先生が病気で他界されてしまい、とても悲しかったのですが、残してくれた柴犬多数がまだまだ馬場動物病院にお世話になり奥さま、息子さん達と懐かしい思い出話で繋がりを大切にしています。

 

②「ハゲタカ」シリーズ

作者       真山仁

 

 2018年に綾野剛さん主演でテレビ朝日でドラマ化された話題作でもあります。遡ること約10年前にNHKでもドラマ化されていました。本を読んだ後に興味があればドラマ版もご覧いただけらばと思います。

 さて、本の紹介に入りますがこのシリーズは現時点で4作とスピンオフで1作があります。

 新装版ハゲタカ上下、新装版ハゲタカⅡ上下、レッドゾーン上下、ハゲタカⅣグリード上下、ハゲタカ2.5ハーディ上下(いずれも講談社文庫)

 題名からはどんな小説なのかピンとこない方もいるでしょう。ここで言うハゲタカは企業買収を仕掛けるファンドのことです。バブル経済崩壊後からリーマンショックまでの日本そして世界経済をとりまく壮大な物語です。

 もちろんフィクションですが、時代背景や、登場する企業は実名もしくは近い名前だったりするので、現代の経済環境を理解する上で役に立つことでしょう。

 作中度々登場するテーマに会社は誰のものか?というのがあります。読み進めながら答えを考えてみてください。

 本シリーズは経済学部などを目指す皆さんに特にお薦めですが、文系理系問わずラストには爽快感を味わえる作品ですので是非読んでみてください。

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武相学園PTA広報部より 書籍紹介

2019/2/1

 

常任委員さんによる書籍紹介第三弾です。今月は3冊の紹介です。ご参考にどうぞ。

①あの坂をのぼれば −「小さな町の風景」〜坂のある風景〜より−

 この本に集められた小さなお話の数々は、作者が生まれ育った町が教えてくれた風景が題材となった作品集です。

 特に、印象に残っているのは「あの坂をのぼれば」で、この作品と出会いは、私が中学生の頃の国語の教科書でした。「あの坂をのぼれば、海が見える」のフレーズが今でもとても印象深く残っています。

当時、辛い時、「あの坂をのぼれば、海が見える」と呪文のように唱えていました。そうすると、不思議とどんな事でも乗り越えられる気がしたものです。

 物語は、少年が海を目指すというもの。やりたくてやれない事の数々の重荷が背に積もった時、幼い頃、祖母から子守唄のように聞かされた「あの山をひとちこえれば、海が見えるんだよ。」

という言葉を信じ、海を目指し、歩き続けるのです。のぼってものぼっても海は見えてこない。それでも呪文のように唱えながらのぼって行く。「あの坂をのぼれば、海が見える。」と。

    諦めそうになった時、少年の頭上を大きな海鳥が一羽、ゆっくりと羽ばたいて、つぎの峠をこえて行きます。そして、少年の掌の中に、一片の真っ白な海鳥の羽根が舞い降りて・・・。

    少年の海を目指し続ける強い信念、どんなに困難で苦しくても、希望を持ち最後まで諦めなず目標に向かう姿、この物語を知っている人にも知らない人にも、是非読んでほしい作品です。

    時には、教科書に載っている作品を読み返してみるのもお薦めですよ。

 

小さな町の風景

杉 みき子作

偕成社文庫

 

②続々ざんねんないきもの事典

今泉忠明 作

高橋書店

 

ミリオンセラーになった『ざんねんないきもの事典』のシリーズ3作目です。

残念な生き物についに人間が登場します。

人間以外の動物から見ると、かなり残念な人間という生き物。でも、短所を長所に変えて進化し生き残ってきたのです。

欠陥だらけの生き物たちの進化は、笑えてさらに勇気をもらえます。

大人にもおすすめです。

 

③いま君に伝えたいお金の話

村上世彰 作

幻冬舎

 

一時世間を騒がせた、村上ファンドの村上世彰さんが、子どもに語りかけるように、とても分かりやすくお金の話を進めてくれます。

正しくお金を使うとはどういうことなのか?自分のため、家族のため、他人のため。

正しいお金の使い方には順番があります。お金を使う『意味』を改めて考えさせられます。子どもだけでなく大人にも読んでほしい本です。

 

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武相学園PTA広報部より 書籍紹介

2019/1/11

常任委員さんによる書籍紹介第二弾です。ご参考にどうぞ。

 

ナナメの夕暮れ 若林 正恭作 文藝春秋 を簡単に紹介させて頂きます。

 お笑い芸人は人を笑わせるのが得意ではなく、ものすごい繊細で人見知り、そして変態な一面をもつ天才だとファンになりました。

幼少から社会人になるまで楽しかった時よりも、もしかしたら人に対して反論し辛かったり、寂しかったり悔しかったり。それでも自意識過剰になっていた作者がやっと自分探しと社会探しを終了宣言した一冊です。

まさに今学校、社会人生活、家庭を守っている主婦の方にもこの一冊を読んで自分探しの参考になればと思いました。

 若林さんはあまりテレビでは語らず自分を表現するのが苦手な感じですが、この一冊を読んで私はかなり共感してしまいました。

他二冊『社会人大学人見知り学部 卒業見込』と『表参道のセレブ犬とカバ―ニャ要塞の野良犬』を読めばこの本の完結が出来たかもと少し後悔。

逆から振り替えって読んで見るのも楽しいかもですね。

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