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動静会会長からの挨拶

ノジナオヒロ (002)

「はじめに」

皆様初めまして、私は第51期卒業生の野路尚弘と申します。2020年12月31日に第十代会長を務められました工藤次郎先輩がご勇退され、2021年1月20日に開催した役員総会にて決議いただき会長の職を拝命致しました。動静会会長という大役を務めるにあたり、誠に恐縮でありその責任の重さを痛感しております。まだまだ若輩者ですが、愛する母校の発展のために精一杯尽くし、職務に邁進していく所存であります。より一層のご指導・ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。

 

「愛する母校を誇りに想う」

私が在学していた当時の生徒数は2,000人を超える市内でも有数の生徒数を誇る学校であり、先生・生徒共にとても活気があり学園全体がエネルギーに満ち溢れておりました。私は中高6年間を武相学園で学ばせていただき道徳、規律、仲間を想うこころを徹底的にご指導いただきました。あの時に導いてくれた先生の言葉、厳しくもかっこいい先輩の背中、自分を頼ってくれるかわいい後輩、そして大好きな仲間と過ごした青春時代、これら全てが自分の原点であります。私は武相を卒業し社会に出てから幾多の困難に直面し、それらに立ち向かい乗り越えられてきたことも武相で学んだ経験があったからであり、こころの中心に宿るこの『武相魂』を与えてくれた母校を心の底から感謝し誇りに想います。

 

「武相の魅力」 

多くの仲間と出会い、時にはぶつかりながらも互いを認め合い切磋琢磨し育む友情で人間力を高め、建学の精神を基に、自らの意志で主体的に働きかけられるリーダーの育成、そして徹底した実行力と責任感を養い勉強、部活に注ぎ込む情熱こそが武相らしさであり武相の魅力であります。

 

「動静会の役目」

自らがエンジンとなり羅針盤となり、未来を描く原動力となり、第一線で活躍し社会や地域をけん引するリーダーが卒業生の中に数多く存在します。また学校生活において自己改革に本気で向き合った時間を過ごし、現在の自分を形成してくれた母校へ恩返しをする。更に、これからも人間力の向上に意欲的であってほしいと強く願い、現役生徒諸君の支援に努めることが私たち動静会の果たす役目だと考えます。

 

「BUSO80 未来へ」

社会の価値観は多様化し、混迷する世情と相まって、生徒数においては年々減少し最盛期の半分以下となってしまいました。生徒数の減少を止める対策が喫緊の課題と捉えなければなりません。また、武相学園は2022年に創立80周年を迎えます。この80周年を祝い、私たちが望む未来を描く転機と致します。情熱溢れる武相らしさの文化を一人でも多くの卒業生へ伝え未来へ繋いでいきましょう。

 

「結びに」

創立からの変わらぬ教育方針と、尽きることのない弛まぬ努力に敬意を払い、より魅力的な学園へ昇華するためにも、歴史を積み重ねてきた卒業生である私たちが一つとなる絆が求められています。創設者の「心眼を開け」という教訓を支柱に学園に寄り添い、学園と共に明るい未来を描き、変わらぬ支援を続けて参りたいと心から想います。

 

武相学園 動静会 会長 野路尚弘

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